血液透析とは
腎臓の代わりにダイアライザー（人工腎臓）を通して、血液から余分な水分や老廃物を除去していく治療法です。一回の治療につき大体4～5時間ほどかかり、それを週に3回（月・水・金または火・木・土）通院して受けていただきます。院内で治療を行うため時間的拘束は発生してしまいますが、医師やスタッフにお任せで治療を受けることができます。
血液透析を始める準備
準備として、腕などに血液の出入り口を作る手術を受けていただきます。
血液透析を始めると
1～2日間隔で通院し、4～5時間ほどかけて透析を行います。
注意点
タンパク質などを過剰摂取してしまうと、尿毒症（※）を引き起こす成分が蓄積しやすくなるため、日ごろから食事には気を付けていきましょう。
水分補給の制限も必須です。血液透析では、体内に溜まった2～3日分の水分を1回の透析で除去していきます。たくさんの水分が溜まったまま透析を受けると、急激に体内の水分量が下がってしまうため、低血圧を引き起こすリスクが高くなります。
また、血液の出入り口を常にきれいにすることも重要です。
- 本来は尿として排出されるものが体内へ蓄積してしまうことで、様々な不調が起こってしまう状態です。初期症状としては、食欲不振や吐き気などが挙げられます。
